2009年「さぬき映画祭」脚本コンクール入賞作品の「庵治石の味」。2010年の夏、高松市内を中心に撮影された映画がこの夏、いよいよ劇場公開です。
香川県高松市で生産される「庵治石」をテーマにしたこの作品は、過去、香川県内で撮影されたどの映画よりも、この街にしかない景色と、音と、匂いと、人をしっかりと描いています。
これまで我々が出会った庵治石の職人たちは口を揃えて言います。「庵治石は世界一の石だ」と。その思いを受けて東京から来たスタッフも、この映画は日本中、いや世界中に向けて発信すべきだと次第に足並みを揃え、完成に向けて惜しみない努力をしてくれました。
東京上映を終えた後は、地元高松はもちろん、一人でも多くの人に、「庵治石」と、その石を作る職人たちの生き様を伝える為に、他地域での公開を目指し活動を続けて行きます。世界に伝えるに値する、この街の「情景」と「物語」をふんだんに盛り込んだ映画です。この映画はきっとこれまでに類を見ない強力な「街興し映画」になるでしょう。
400年以上続く庵治石の伝統を、教える側と教わる側、それは一朝一夕で交わる事のない師弟の関係を中心に、家族や恋人、友人との絆から、先祖、子孫との「絆の尊さ(それを「紲」という字で表しています)」までを、日本の原風景が多く残る高松の印象的な景色を交えながら、丹念に描いた人間ドラマです。
~公式サイトより。
http://www.ajimovie.com/
東京・大阪で上映され、今回いよいよ地元高松での上映が決定しました。
8/3(土)~16(金)まで、高松ソレイユ・2にて。
http://kagawa-soleil.co.jp/