【イサムノグチ庭園美術館 オフィシャルサイト引用】
イサム・ノグチは1969年に四国・香川県の牟礼町にスタジオを構え、ここで彼の成熟期の代表作になる花崗岩、玄武岩を使った大型の彫刻作品の制作に励みました。ノグチは1956年、パリのユネスコ本部の庭園デザインに使う石を探していた時に初めて四国を訪れ、巨大花崗岩彫刻『黒い太陽』(Black Sun)(1969年、シアトル美術館所蔵)を製作中、石職人の協力を求めて再び四国にやって来ました。牟礼町出身の若い石工、和泉正敏に紹介され、ノグチはその後20年に渡って和泉と密接な協力関係を築いて作品制作を共にすることになります。和泉は彫刻家のためにスタジオを建設し、ノグチは彼の人生最後の20年間は毎年半年を牟礼で過ごしました。
イサム・ノグチ庭園美術館はノグチの遺志を継ぎ、牟礼町のアトリエもまたニューヨークのノグチ美術館同様、芸術家や研究者たちへの刺激の源であり続けて欲しいという彼の願いを体現しています。四国・香川県の歴史ある屋島と五剣山に位置する美術館は150あまりの彫刻作品を所蔵し、その多くは未完のため、生前のノグチが実際に制作を行っていた当時の雰囲気を色濃く残しています。
開館時間
毎週火・木・土曜日
見学ツアー:午前10時、午後1時、午後3時
月・水・金・日曜日は休館日です
来館には予約が必要です。予約方法と夏期・冬期の閉館日についてはイサム・ノグチ庭園美術館のウェブサイトをご覧ください。
入館料
一般・学生:¥ 2,100 高校生: ¥ 1,050 中学生および15歳以下:無料
お問合せ
イサム・ノグチ庭園美術館 〒761-0121 香川県高松市牟礼町牟礼3519
www.isamunoguchi.or.jp
museum@isamunoguchi.or.jp
Tel. 087-870-1500 Fax. 087-845-0505